⑦ 労働問題解決シリーズ 就業規則について

所長つれづれ

会社を運営する上で重要な書類である『就業規則』についてシリーズで取り上げます。


先ず、『就業規則』とは労働者の賃金や労働時間などの労働条件に関すること、職場内の規律などについて定めた職場における規則集です。会社にとっては職場の秩序を維持して、画一的な労務管理にあたるために、また労働者にとっては安心して働くことができるようにするためにも、職場規律や労働条件を明確にしておくことは大切です。就業規則を適切に定めておくことは労使間の無用のトラブルを防ぐことができるので、就業規則の役割は重要です。また、最近の労働裁判では就業規則にどのような規定がされているかについて重要視しています。


以上のことから会社ごとの事情に応じた適切な就業規則を定めていることが求められています。時折、見受けられるのはネットなどから無料のモデル就業規則をダウンロードしてそのまま使用する事例が見受けられます。内容は間違っていないかもしれませんが会社の事情に必ずしも適合していない場合がありえます。実態と合わない、最新法改正に未対応となっている、無効条項・違法条項が混入して結果としてトラブル時に会社が不利になることもありえます。さらに労基署提出や紛争時に問題になることが多く、何らかのトラブルが発生した際にトラブルに応じた的確な対応が困難になることも考えられます。このような事にならないためには、労働法に精通した社会保険労務士に対して作成を依頼することが適切な就業規則作成になります。社会保険労務士に依頼して就業規則を作成することは、結果として以下のようなメリットがあります。


①労働基準法など労働関係法令に適合した就業規則の作成
②会社の実態(人数・業種・働き方)に合わせた設計
③労基署への届出代行
④将来の労務トラブル予防を意識した文言調整


就業規則の重要性から一定のコストをかかりますが適切な就業規則作成することが望ましいと考えられます。
以上

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